コンセプト

 生きていると色んなことに遭遇します。それは、喜・楽の時もあれば、哀・怒の時もあるでしょう。どんな気持ちの時でも、たとえば自分一人で、あるいは気の置けない仲間と時間を過ごしたいと思うことがありますよね。
 そんな時に、ちょっと美味しい肴と旨い酒を楽しめる店をいつか作りたいというおぼろげな思いをもち始めて18年。
 これまでから、美味しそう、おもしろそう、作ってみたいと思った料理を手当たり次第に作ってきました。普通の家庭にはない道具も取りそろえ、試行錯誤しながら料理をしては、家族や友達の反応に一喜一憂してきました。
 創業塾やまちづくりキャンプといった講座に参加し、夢を目標にする術を学び、人の繋がりも広がってきました。何だか手が届きそう……。そう思った途端、行動に拍車がかかりました。
 まず、天職だと思って34年間やってきた小学校教師の仕事をやめ、目標に向かえる環境を整える第一歩を踏み出したのが、2019年3月31日。もう後戻りは出来ない状況を作ることが目標への第一歩。
 半年間、派遣社員をして家庭の財政を補填しつつ、アンテナを高く上げながら、目標と現実をつなぐ術を探りました。そうして、このお店を開く物件に出会ったのが2019年6月半ば。設計事務所を経営している同級生に相談したことから、目標が現実味を帯び始めました。
 それから6ヶ月。出会いとタイミングが追い風になり今日を迎えることになりました。

 当初の思い通り、一人でお酒を楽しみたい時、誰かと思いを分かち合いたい時、そこに行きたい。「ぺんぎん食堂」をそんな店にしたくて、2020年1月8日、プレオープン。そして、2020年2月1日、グランドオープンいたしました。
 カウンター8席、6人掛けテーブル席1つ。マックス14名定員に聞こえますが、当面はワンオペ経営につき、定員は8名で営業させていただくことにします。8名のお客様が私のキャパの限界であり、グループのお客さんにテーブルかカウンターかの選択をしていただくための設えです。見た目に席が空いていても、9名様以上になる場合は、お断りをいたします。
 真空包装と低温調理を使って丁寧に支度したお料理と美味しいお酒でお客さんをお迎えしたい。他所では、味わったことのない肴とお酒でお待ちしています。
 錫のチロリ、一合3つ、二合3つ、燗つけ器もご用意。焼酎もまろやかにする錫の器も魅力のひとつです。

 末永く、細々とでも、美味しいお酒と美味しい肴を提供できるお店にしたい。それが、「ぺんぎん食堂」店主、嶌の思いです。